教育相談室・相談教室 週日課に基づく活動 合宿教室・さわやか自然のつどい

よくある質問と答え

教室相談室について          合宿教室について

教育相談室(市民対象教育相談)について
Q.どんな相談を受け付けているのですか?また、みなさんどんなことを相談し
 ているのですか?
A.教育相談室では、主として山形市内の小中学校に通う、児童生徒の不登校に関することを本人、保護者、学校の先生方などから受け付けています。
 一口に「不登校」と言っても様々です。「この悩み、問題を相談していいのかな?」と迷った場合は、遠慮なくお問い合わせください。
 もちろん小中学生以外の不登校相談、不登校以外の教育相談についても、できる限り対応させていただきます。
 相談の内容によっては他の機関をご紹介できる場合もあります。

Q.相談の際に、名前を言わなくてはダメでしょうか?
A.匿名で構いません。

Q.相談したいのですが、内容や相談していることを人に知られたくありません。
A.内容等、秘密はかたく守りますので、安心してご相談ください。また、同意のない限り、他に口外することもありません。

Q.色々とプライバシーに関わることを聞かれるのではないか、と心配していま
 す。相談では、どんなことを聞かれるのでしょうか?
A.初回の相談の際には、現在の状況や何を相談したいのか、またこれまでの経緯や生い立ち、学校での様子、家族構成やその関係など、相談の対象となるお子さんのプロフィールをお聞きします。
 場合によっては、個人的なことをお聞きすることもあるかと思いますが、これは、今後の方針や解決の糸口を探るために欠かせないことだからです。
 もちろん、話したくないことを無理に話す必要はありませんのでご安心ください。

Q.相談料はかかりますか?
A.相談は無料です。

Q.1回の相談には、どのくらいの時間がかかりますか?
A.一概には言えませんが、1回1時間程度とお考え下さい。もちろん、ご都合や内容によって時間が増減する場合もありますし、1回限りでなく、日時を改めて相談を継続することも可能です。

Q.面接(来所)相談は、どこでするのですか?
A.主に山形市総合学習センター内にある個室、「相談室1」を使用します。

Q.面接(来所)相談をしたいのですが、本人が行けなくても大丈夫ですか?
A.嫌がる本人を、無理に連れてくる必要はありません。
 本人の気が向くようになるまでは、保護者やご家族の方、担任や担当の先生方だけでも構いません。
 また、初回や、これまでの経緯をお聞きする際などには、本人を交えない形での面接をお願いすることもあります。
 もちろん、自分の気持ちや考えを直接言葉で伝えたい、聞いてもらいたい、という想いや願いがある場合には、本人のみの相談も可能です。

Q.面接(来所)相談をしたいのですが、予約は必要ですか?
A.特に予約の必要はありませんが、場合によっては長時間お待ちいただいたり、日時を改めていただいたりすることがあります。
 事前に電話連絡をいただければ、スムーズに相談をお受けできるかと思います。

Q.女性の相談員に話を聞いていただきたいのですが、可能でしょうか?
A.相談員には、男性も女性もおります。必ずご希望に添えるとは限りませんが、その旨お伝えいただければ、できる限り対応させていただきます。

Q.教職員からの相談も受け付けているのでしょうか?
A.もちろん、受け付けています。電話でも直接来所していただいても大丈夫です。

Q.「適応教室「風」」への通級は考えていませんが、色々と不安に思っていることや心配なことがあります。相談のみでも受け付けていただけるのでしょうか?
A.もちろん大丈夫です。「適応教室「風」」に通級するしないに関わらず、お子さんのための支援を相談を通じてできる限りさせていただきます。お気軽に下記までご連絡下さい。


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適応教室「風」(市内不登校児童生徒対象 適応指導教室)について
Q.適応教室「風」ってどんなところですか?
A.適応教室「風」とは、山形市総合学習センター内に設置されている教育支援センター(適応指導教室)の名称です。適応教室「風」では、学校になじめない、学校に行きたいけれど行けない山形市内の小中学生の学校復帰を支援しています。

Q.適応教室「風」に通級すると、学校での出席扱いになるのですか?
A.通級生の出席状況について、在籍校に毎月報告をしています。その際、通級した日数が指導要録上の出席扱いとなります。

Q.適応教室「風」では、どのようなことを行っているのですか?
A.主な活動として、週日課に基づく活動自然・文化・社会参加等体験活動合宿教があります。

Q.通級したいのですが、たくさんの人がいる教室は人の目が気になります。
A.適応教室「風」では、一人一人の状況や実態に合わせた通級の方法について本人や保護者、ご家族の方と一緒に考えています。まず、ご相談下さい。

Q.教室には、みなさんどのような交通手段で来るのですか?
A.徒歩や自転車、バスや電車等の利用、保護者の方による車での送迎など、子どもたちは様々な地域から、様々な方法で通級しています。
 どのような方法で通うかについては、安全面や子どもたちの状況、状態などに考慮しながら、話し合って決めていきます。
 なお、自転車通級は学校の許可を得た上で可能となります。ヘルメット着用を原則とします。

Q.毎日通級しなければならないのですか?また、なかなか朝起きられないの
 で、時間通りには行けそうにありません。
A.適応教室「風」では、一人一人の子どもに合った通級を考えています。
 特に、通級初期においては、通える日や時間に来て、少しずつ生活リズムを取り 戻すようにしています。また、通級が安定してきた子どもには、学校との連携を強化し、学校復帰に向けて個に応じた支援、援助を行います。

Q.昼食はどうしたらいいですか?
A.適応教室「風」には給食がありません。原則として、弁当を持参していただいています。
 ただし、調理実習の際などには、調理したものを昼食とする場合があります。その場合には、事前に連絡をいたします。

Q.授業料など、費用がかかるのでしょうか?
A.授業料は一切かかりませんが、教材費(調理実習や制作活動の材料費等)のような活動の費用については、負担していただいています。

Q.入級すると学校が変わることになるのでしょうか?
A.入級しても在籍する学校は変わりません。学校に籍を置きつつ、適応教室「風」に通級する形になります。

Q.服装はどうなっているのですか?
A.服装については、特に指定はありません。小中学生にふさわしい服装であれば、私服でも、制服でも構いません。
 ただし、曜日によってはスポーツなど身体を動かす活動もあります。その場合、動きやすい服装や、ジャージ等の着替えを持ってくることをお勧めしています。

Q.学校と適応教室「風」を「かけもち」することはできますか?
A.もちろん可能です。両方に並行して通うことができます。
 例えば、隔週で学校と適応教室「風」を行き来したり、普段は適応教室「風」に通いながら、この曜日の、この時間は学校に行く、といったことも可能です。
 また、学校復帰への準備のため、子どもたちの成長に応じて積極的に学校と適応教室「風」との両立を勧めています。

Q.在籍校との関係はどのようになっているのですか?
A.適応教室「風」では、通級している子どもたちを在籍校から切り離し「抱え込む」ことをできるだけ避けるようにしています。また、通級している子どもたちを、再び学校に行くことができるようにすることが目的の一つにもなっています。
 在籍校の先生方には、毎月「出席状況報告書」と”適応教室「風」だより”をお送りしています。また、各学期に1回程度の定期面談や必要に応じた随時面談をお願いしています。
 さらに、各学期の始業、終業式に出席していただき、式終了後には子どもたちとの交流の時間を設けています。もちろん、この時間以外にも授業の合間を縫って来てくださる先生方もいらっしゃいます。

Q.どうしたら入級できますか?また、誰でも入級できるのですか?
A.まず、担任か担当の先生に申し出ていただくか、下記までご連絡いただき、面談、見学の希望をお伝えください。

Q.見学はできますか?
A.利用時間内(月〜金曜日、午前10時00分〜午後4時00分)であれば、いつでも見学できます。保護者の方や学校の先生方のみでも、お子さんと一緒に来ていただいてもかまいません。ぜひ一度お越しいただき、教室の雰囲気や子どもたちの様子を肌で感じていただければと思います。
 また、希望があれば来所いただいた際に教室の説明や見学だけでなく、お子さんのことについての相談も承ります。
 特に予約の必要はありませんが、電話連絡の上来所いただければ幸いです。

Q.勉強が苦手なので、自学自習できるか心配しています。学校の授業のように
 先生から勉強を教えてもらえるような時間はないのでしょうか?
A.勉強が苦手とのことですが心配はいりません。適応教室「風」では、勉強に限らずお子さんが何を苦手としているのか、なぜ苦手なのか、それを克服するためにはどうしたらいいのかについて職員が本人、学校、保護者と一緒に考え、支援しています。
 また、「授業」の有無についてですが、適応教室「風」ではひとり一人がそれぞれの課題を学習する「教科学習」の時間の他に、全員が共通の課題を一緒に学習する体験的な「教科学習」の時間も設けています。この時間は指導にあたる職員がその持ち味を生かし、創意工夫をこらした「授業」を行っています。

Q.中学校3年生です。進路相談や志望校決定、受験に関わる手続き等はどう
 なるのでしょうか?
A. 全て在籍している学校で行うことになっています。適応教室「風」では、一人一人の必要に応じて進路に関する情報の提供や助言を行っています。

適応教室「風」の入級に関する相談、見学申し込み、疑問・質問等
原則として電話、来所とも月〜金曜日、午前10時00分〜午後4時00分まで
                             (但し、祝日、年末年始を除く)

 ※ 電話 ? 023-645-6182
6183(直通)
 ※ 来所 〒990-0832 山形市城西町二丁目2の15
                             (山形市総合学習センター内)

  
上記電話番号に連絡の上、来所いただければ幸いです。


合宿教室について
Q.「合宿教室」って何ですか?
A.合宿教室とは、学校になじめない、学校に行きたいけれどいけない山形市内の小学校4年生〜中学校3年生(山形市総合学習センター「適応教室「風」」の通級生を含む)を対象とした宿泊を伴う総合体験学習の名称です。
 秋季合宿として年1回開催されています。なお、2泊3日で、開催場所は山形市少年自然の家です。

Q.誰でも参加できるのですか?
A.山形市内の不登校あるいは不登校傾向の児童生徒(小学4年生〜中学3年生)であれば参加できます。
 参加には、所定の用紙による申し込み手続きと、在籍する学校の校長先生の承認が必要になります。

Q.合宿教室に参加すると、学校では「欠席」になってしまうのですか?
A.在籍する学校の校長先生の承認を得て参加していただきますので、「出席」扱いになります。

Q.合宿教室では、どんなことをするんですか?
A.山形市少年自然の家の立地条件を生かした活動を中心に行っています。開催の1ヶ月前頃には市内の各小中学校に要項が配布されますので、詳細はそちらをご覧ください。
 なお、このサイトの合宿教室では、これまでの様子等がご覧いただけます。

Q.どんな先生が指導してくれるのですか?
A.山形市総合学習センター適応教室「風」の職員、山形市少年自然の家の職員が指導にあたります。
 また、山大フレンドシップ(山形大学地域教育文化学部の学生ボランティア)もサポートしてくれます。

Q.初めて参加するのですが大丈夫でしょうか?
A.初めての方でも安心して参加できるよう、お子さん一人一人に担当職員がつき、複数の山大フレンドシップ(山形大学地域教育文化学部の学生ボランティア)も一緒に活動しています。
 また、合宿説明会の際に担当職員との顔合わせを行いますので、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。

Q.全ての活動に参加しなければならないのですか?
A.できる範囲内で構いません。参加が難しい場合は見学したり、別の場所で休憩したりすることもできます。

Q.泊まるのは難しいのですが、活動には参加したいと言っています。
A.秋季合宿は、途中帰りや一部参加、宿泊なしでの参加が可能です。その場合は保護者の方に自然の家までの送迎をお願いしています。参加費や食事数、部屋割り等にも関わってきますので、まずはご相談ください。

Q.親が一緒に行って活動したり、泊まったりしてもいいですか?
A.大丈夫です。保険等の説明がありますので、まずはご相談ください。

Q.泊まるときは子どもだけで寝るのですか? 知らない人たちと一緒に眠れるかどうか心配です。
A.職員や学生ボランティアが同じ部屋・テントで寝ますのでご安心ください。
 また、宿泊時に配慮を必要とする場合は申し込み時にその旨をお伝えください。

Q.食べ物の好き嫌いが激しいので、ちゃんと食事をとれるか心配です。
A.無理強いはしませんのでご安心ください。また、ご要望があれば少しでも食べられるようサポートします。
 なお、アレルギー等については必ず申し込み時にその旨をお伝えください。メニュー等配慮いたします。

Q.どんな服装で行ったらいいのですか? それにどんなものを持って行ったらいいですか? また、持って行ってはいけないものは何ですか?
A.持ち物と服装については要項の「持ち物」欄をご覧ください。要項は開催の1ヶ月前頃に市内の各小中学校に配布されます。
 なお、合宿に必要ないもの、なくなったら困るもの、高価なものなどは持ってこないように呼びかけています。詳細は「合宿説明会」時にご説明します。

Q.プロジェクトアドベンチャーとは何ですか?どんなことをするのですか?
A.アメリカのJ.ペイ氏によって学校教育のカリキュラムに位置付けられた教育プログラムであり、「冒険活動」の一つです。人と人との信頼関係を築きながら、仲間への思いやりやプレッシャーに負けない強い心を育むことを目的としています。
 グループごとの取り組み姿勢によって内容が変わってきますが、心と体を開放するためのウォーミングアップ(アイスブレーキング)を経て、仲間を信頼し協力しながら課題に立ち向かうローエレメント(「自然の家」の特設器具)へと進んでいきます。
                            (山形市少年自然の家 研修資料より)

Q.ラングラウフスキーとは何ですか?スキーの経験がなくても大丈夫ですか?
A.「クロスカントリースキー」とも呼ばれる冬の野山を自分のペースで歩くスキーです。スキーの経験がなくても、誰でも気軽に楽しむことができます。ちなみに、「ラングラウフ」とは「長く歩く(長く走る)」という意味のドイツ語です。

Q.現地までの交通手段はどうなっていますか?
A.山形市総合学習センター発着の貸し切りバスで移動します。できるだけ保護者の皆様には山形市総合学習センターまでの送迎をお願いしています。

Q.病気やケガをした場合は?
A.切り傷や擦り傷、軽度の腹痛などの場合は、自然の家の養護の先生に診ていただいたり、準備している救急セットや常備薬で対応します。それ以上の場合は、状況に応じて病院で診察を受けるとともに保護者にご連絡いたします。
 なお、アレルギーや持病など心配な病気がある場合や持参し服用する薬がある場合は、必ず申し込み時にその旨をお伝えください。

Q.学校の先生の話や資料からだけではわからないことがあって迷っています。もっと詳しいことを聞いてみたいのですが、何か方法はありませんか?
A.このサイトの合宿教室でこれまでの様子等がご覧いただけます。

Q.参加したいのですが、どうしたらいいですか?
A.所定の用紙に必要事項を記入の上、在籍校に申し込んでいただきます。用紙や要項は開催の1カ月前頃に市内の各小中学校に配布されます。
 山形市総合学習センター適応教室「風」でも配布していますので、お気軽にお問い合わせください。

合宿教室についての相談、お問い合わせ
原則として電話、来所とも月〜金曜日、午前10時00分〜午後4時00分まで
                             (但し、祝日、年末年始を除く)

 ※ 電話  023-645-6182・6183(直通)
 ※ 来所 〒 990-0832 山形市城西町二丁目2の15
                             (山形市総合学習センター内)
  
上記電話番号に連絡の上、来所いただければ幸いです。


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