|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
        
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
   
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
      
|
|
|
情報スキルについての考察
ほとんどの結果が昨年と同じような傾向にあり、特に小学校では大きな変化は見られないようである。しかし、中学校で質問4の「授業で学習した内容」の「ワープロ」や「デジカメの使い方」、「プレゼンテーション」での伸びが見られ、その結果、質問1の「できること」での写真データの貼り付けや、プレゼンテーションソフトでのまとめ、ホームページ作りといったスキルの向上につながったようである。また、Cの「図形処理ソフトで絵の作成ができる」では使用するソフトウェアを「お絵かきソフト」も可としたため、図形処理といった堅いイメージで伸び悩んでいた昨年の数値より大幅に向上している。
どの問いもほぼ右肩上がりのグラフになっていることから、学年が進むに移れてスキルの向上が見られる。また、いくつかの問いで小学校と中学校の間に数値の段差が見られ、これは今年度に限ったことではなく、例年見られる傾向である。小学校のとき「できたこと」が中学生で「できなくなる」この現象について質問の質に関わることのように思えるので今後課題として考えていきたい。 |
|
|
|
|
    
|
|
|

|
|
|
|
|

|
|
|
|
|
|
  
|
|
|

|
|
|
|
|
|

|
|
|
家でのパソコン使用状況についての考察
山形市内児童生徒の家庭でのパソコン普及率は平成14年度の72〜75%から今年度は80〜85%となり3年間で約10%の伸びがみられる。それに伴って、児童・生徒がパソコンを利用する機会も増え、インターネットや調べ学習に活用されることがより身近になったようだ。
パソコン普及率の増加に伴い、閲覧にふさわしくないサイトでの問題発生率が増加しそうに思われるが、出会い系サイトや有料サイト、殺人・麻薬・アダルトサイトの閲覧は昨年度よりも低い数字となっていることから、家庭でも有害サイトを見せない対策が進められていることがわかる。しかし、この数字が0ではないことから、有害サイト対策についてはより具体的な方策を示していかなくてはならない事項である考える。どこの家庭でも手軽に取り組める方法を今後提示できるようにしていきたい。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|

|
|
|
情報モラルについての考察
各問いの理想と思われる回答の傾向を見ると、小学校の高学年を頂点に山なりになっているグラフ(数値の傾向)が多く、情報モラルについての学年毎の理解の度合いがわかる。
理想と思われる回答を昨年の数値と比較すると、中学校1年生のデータがほとんどの問いで昨年を上回っており、他の学年もほぼ昨年度以上の数字となっていることから情報モラルの向上がみられる。しかし、どの回答にもバラツキが見られ、数%の児童生徒は明らかに不適切と思われる回答をしていることから情報モラルの教育は不十分とも言える。
ここ一年の間で急速な広がりを見せている、ブログやアバターなどのコミュニケーションツールについても気になるところであり、「情報モラルの教育」が徹底しないとコミュニケーションツールが非行や犯罪の温床になる危険性は大である。今後これらの利用については調査・研究をすすめる必要があると思われる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|