 |
アカマツ/クロマツ |
 |
マツ科 |
 |
|
 |
アカマツ
メマツともいい我が国に広く分布している常緑の高木。陽地植物の代表で森林を伐採すると、その跡地に芽生えてくる・これは、長いこと土の中で待機していた種子が活動し始めたからである。マツは煤煙やほこりを嫌うので、誇りっぽい道路や大都市、工場地帯に植えてはならない。雌雄同株で4月に新しい枝の頂上に2〜3個の紫色の雌花をつける。材は建築、器具、土木などに用いられ、松脂をとりテレピン油の原料となる。幹が赤褐色をしているのでこの名が付いた。
クロマツ
短枝(たんし)が伸びやすいので庭木として植えられる。名園のマツの多くはクロマツでアカマツは少ない。短枝の出やすい時期は8〜9月で、このときが剪定の時期である。葉は硬く樹皮は黒褐色。根が深く海岸の砂地にも適する、庄内の浜はほとんどこれである。
学校の通用門に2種類の松が植えあり、登下校する児童を温かく見守っている。 |
|