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カツラ |
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カツラ科 |
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・カツラ科の落葉高木。
・日本の温帯地域の渓谷林を構成する主要樹種の一つ。
・株立ちした幹がそれぞれまっすぐに伸び上がった姿は壮観で,秋の黄葉も美しい。
・木は高さ30m,直径2m以上にもなる。
・葉は長枝では対生し,次年度はその葉腋(ようえき)からの短枝に1枚の葉がつくので,見かけ上,対生である。
・徒長枝では互生になることもある。
・雌雄異株で,春の展葉より前に開花する。花には花被がなく,雄花には多数の紫紅色のおしべが,雌花には数個の紫紅色の離生めしべがある。
・雌花は,それぞれのめしべが1個の花を代表していて,花序であると考えられている。
・果実は袋果で,中に細かい種子が多数つまっている。
・日本および中国に分布する。
・近縁のヒロハカツラは東北・中部地方の亜高山帯にみられ,種子の両側に翼がつくことで区別される。
・材は狂いが少ない優良材で,家具,碁・将棋盤,彫刻などに広く利用される。
・葉は抹香に利用される。また京都の葵祭には,フタバアオイとともに枝葉が必ず用いられる。
・カツラには桂の字が当てられるが,桂は中国では香木の総称で,モクセイを表す場合もある。 |
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