山形市立小学校の樹木
学校名 山形市立蔵王第二小学校
タイサンボク
科 名 モクレン科
写 真
解 説 ・庭園樹や街路樹として世界中で植えられているモクレン科の常緑高木。
・整形樹で40mに達する。葉は長楕円形で長さ10〜25cm。厚く革質で下面は褐色の圧軟毛が密布する。
・晩春から初夏に咲く花は乳白色で大きく,直径15〜20cm,芳香を放つ。
・心皮には黄白色の軟毛が密生する。北アメリカ南東部原産。
・常緑のモクレン属中で最も北に分布し耐寒性が強いため,冷温帯地域でも容易に栽培できる。
・日本では主に庭園樹として用いられ,洋種であるにもかかわらずハクモクレン同様,寺院にも植えられている。
・欧米では街路樹としてもよく使われる。繁殖は実生または接木。
・実生から育てたものにはさまざまな形の葉がみられ,それぞれに園芸品種名がつけられている。
・アメリカ等でマグノリアの香水として売られているものは,本種の花の香を人工合成したものである。材は家具等に使用される。
・樹皮からは刺激剤が作られる。
・日本で時に栽培される常緑のモクレン属のものとしてトキワレンゲ M. coco とヒメタイサンボク M. virginiana とがある。
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