情報発信に関する研修会の実際例

 

*  研修時期  年度当初の職員会議などを利用して

*  研修形態  全体研修

*  研修テーマ 「情報発信に関する確認事項」

*  研修内容例

   氏名表示権・知的所有権・肖像権への配慮

   県教委発行  「学校の情報化に伴う留意事項」『小学校情報教育指導資料』より

 

四角形吹き出し: 個人情報にも、状況に応じて非公開とするべきものとそうでないものがあるので、区別する必要がある。例えば、児童生徒の作品公表時に、作者及び保護者の同意のもとに掲載する製作者名は、著作権法上の氏名表示権との関連もあり、掲載を控えるべき個人情報とはいえない。情報を発信する場合には、知的所有権や肖像権などに注意することが必要です。例えば、他人の著作物などを利用して学校での情報発信を行う際には、原則として、法令等で許される場合を除き、事前に使用許諾を得ることが必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   情報発信に関する事前承諾ならびにホームページの作成について

 

 

四角形吹き出し:                                                    山形市立○○小学校    校長   ○△ ◇○

情報発信に関する事前承諾に関するお願い
   さて、本校の教育活動の一環として、様々な情報媒体を通して児童の様子や学習の成果を発表しております。さらに、PTA活動などでも、保護者の写真や文章などを掲載させていただき、PTA活動の充実と活性化を図っているところです。 学校教育の場では、例えますと、学年・学級通信、学校文集、卒業文章、ホームページ、電子メールなどによる情報発信が考えられます。これらの情報発信は、教育を目的として行われるものであり、法令規則等にそってプライバシーに十分配慮をしております。そこで、保護者の皆様のご理解をいただき、教育目的に限った個人情報・肖像などの情報発信について、事前に了承いただきたく、お願い申し上げます。尚、肖像の掲載で個人名が特定できるような場合には、別途通知・承諾をいただくことにしております。

* 研修の資料

『インターネット活用ガイドブック』モラル・セキュリティー編 

文部省 H12.3.31(財団法人 コンピュータ教育開発センター)

『先生のための 教育実践アイディア集 Vol.9』 付 著作権Q&A

    財団法人 日本教育工学振興会 H13.3.10