U 家庭における実態
  中学校へ

質問8.家にパソコンがありますか

質問9.(家にパソコンがあると答えた人の中で)家でパソコンが使えますか。
質問10.(家にパソコンがあると答えた人の中で)あなたは家でパソコンを使って何をしますか

質問11.(家にパソコンがあると答えた人の中で)あなたの家は、インターネットができますか。

質問12.(インターネットができると答えた人の中で)あなたは家でインターネットを使うことができますか。

質問13.(インターネットができると答えた人の中で)インターネットをどのくらい使っていますか。

質問14.(インターネットができると答えた人の中で)インターネットを使うときの約束はどんなものがありますか。

質問15.これまで家のパソコンで一人で見たり、利用したことがあるもの(複数回答)

質問16.家の人がいないところでインターネットを利用したことがありますか。

質問17.(「はい」と答えた人)それは、どこで利用しましたか。

質問18.自分専用の携帯電話(PHSを含む)を持っていますか。

質問19.(携帯を持っていると答えた人の中で)その携帯電話は、何に使ってますか。

質問20.これまで携帯電話を使って見たり、利用したりしたことがあるものは(複数回答)

  小学校へ
質問8.あなたの家にあるものをあるものは。

質問9.あなたは家でインターネットを利用していますか。

質問10.(利用していると答えた人のなかで)家庭からどんな方法でインターネットにアクセスしていますか。

質問11.(パソコンでと答えた人のなかで)あなたが使うパソコンには「フィルタリング」が設定されていますか。

質問12.(携帯電話でと答えた人のなかで)あなたが使う携帯電話には「フィルタリング」が設定されていますか。

質問13ー1.(インターネットを利用していると答えた人の中で)パソコンでインターネットをどのくらい使っていますか。

質問13ー2.同じく携帯電話ではインターネットをどのくらい使っていますか。

質問13ー3.同じくゲーム機ではインターネットをどのくらい使っていますか。

質問13ー4.同じくその他の機器ではインターネットをどのくらい使っていますか。

質問14.(家でインターネットを利用すると答えた人の中で)インターネットを使うときの約束はどんなものがありますか。

質問15.これまで家のパソコンで一人で見たり、利用したことがあるもの(複数回答)
【 考 察 】
 家庭へのPCおよびインターネット普及率は80%を超え、かなりの家庭でインターネットに接続できる環境にある。家庭でインターネットを利用している児童・生徒のうち、親と何らかの約束事を決めている割合は80%となっている。内容に関して細かくみると、「していけないこと」に関する約束事と「利用時間」に関する約束事が大部分をしめているが、「何もない」家庭もまだ20%程度存在している。この「何もない」20%に対しての働きかけが、今後の課題だと思われる。インターネットの適切な利用の仕方やネット社会に潜む危険性の理解など学校でも十分指導した上で、繰り返し家庭にも啓発していくことが必要である。
 携帯電話の所持率についても昨年度と同様、ほとんどの学年において増加傾向にある。安全のために携帯を所持させるといった理由も増加の理由として考えられるが、自分専用携帯を所持している児童の使用用途をみると、「通話」よりも「メール」や「カメラ」、「インターネット利用」などの用途のほうが多い。実質は安全よりも娯楽に近いものとして利用されているようである。携帯電話を用いて情報を得たり、互いに情報を交換したりするという行為が、児童・生徒にとって確実に身近なものになってきていることは確かに言えることである。結果的に全国的に児童・生徒が携帯電話のサイトを利用した犯罪や、掲示板による「いじめ」に発展するようなトラブルに巻き込まれるというケースが後を絶たない。携帯電話は、通信会社との契約により所持することが可能になる機器である。契約は保護者にしかできず、児童・生徒は本来持つことができないものである。だからこそ、持たせる保護者の側にもっと危険性を理解してもらう必要がある。コンピュータと同様、身近な情報ツールの一部として、取り扱い方やモラルの向上を図っていく指導の充実が不可欠であると考えられる。 
  

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